この業界に入って15年、開業して7年目になりますが、毎年一人は問い合わせのある症状です。
何かのご縁なのか他の治療院よりこの症状の治療経験は多いと思います。
ひと昔前は「サタデーナイト症候群」や「ハネムーン症候群」などと言われていました。
オシャレな名前ですが、奥さんや恋人を腕枕して一晩過ごすとちょうど橈骨神経上を圧迫してしまい、
神経麻痺が起こってしまいます。
あれ?手首がダランとなったまま力が入らない
今までの経験上、もっとも多かったのは深酒をして自分の腕を枕にしたまま机に突っ伏して寝てしまったケースを訴える方が圧倒的に多いです。
お酒を多く飲んでいると腕に違和感を感じにくくなってしまい、そのまま眠りから目を覚まさずに起きたら手が動かないなんてことになってしまいます。
下記の写真のようにこの手首が垂れたまま動かない状態を「下垂手(かすいしゅ)」と言います。
これは橈骨神経マヒの特徴的な症状です。
この手首を上にあげる動きをする筋肉は橈骨神経の働きで動く筋肉の為、橈骨神経がマヒしてしまうと力がはいらなくなってしまいます。
このように手首が上にあげらない、あげる力が入りにくいなど症状に程度はありますが、
これを橈骨神経マヒといいます。
橈骨神経マヒにはこんな治療をします。
まず、マヒの程度はどの程度か、とくにマヒがきつい筋肉はどの筋肉かなどしっかり検査して調べます。
その筋肉に”はり”治療をするのが1番効果的です。
そして、その”はり”にパルスという電気を流して筋肉の中に刺激を入れて動かしていきます。
これはマヒしてしまい動かなくなった筋肉を動かしてあげて動かし方を思い出させてあげるといったイメージでしょうか?
なかなか1度ではマヒの改善は出にくいですが、回数を重ねていくうちに徐々に動かせるようになってきますので安心してくださいね。
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当院へのアクセス情報
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