新型コロナウイルスが及ぼす身体への影響

おはようございます。

あゆむ鍼灸院整骨院です。

新型コロナウイルスが国内での一例目が出てからもうすぐ1年が経とうとしています。

私たちの生活はそれにより大きく変わり、以前には想像もしなかった日常へと豹変しました。

外出自粛、テレワークの推奨、不安を煽る報道、マスクの常時着用・・・

例をあげれば枚挙に暇がありません。

その中でも整体、治療院的観点から身体に及ぼす影響を紹介したいと思います。

1.外出自粛による運動機能の低下

これは特に高齢者と児童に顕著に見られるのではないでしょうか。

特に高齢の方に関しては重症化しやすいという観点からまったく家からでなくなったという声も聞きます。

しかし、外にでることで感染するわけではありません。

家の周りを散歩したり、畑作業を行うなどで筋力を使わないと膝や、腰などを支える筋肉が弱体化してしまい、

自身の日常生活に支障をきたすことになりかねません。

児童も同様です。

昨今、ゲームの普及や、公園などの遊具が撤去されたりなどで子供の運動能力低下が叫ばれていますが、それに加えて感染への恐れから外で遊ぶ機会が減ってしまうことで成長にも悪影響があると言わざるを得ません。

高齢者や児童に共通して言えることは外に出て紫外線を浴びることで骨を強くするために必要なビタミンD活性化されます。

骨粗鬆症の予防や児童の発育にも必須ですので引きこもらず、感染リスクの少ない状況で運動を行うことが重要です。

2.テレワークによる肩こり、腰痛の増加

職種にもよりますし、4月に比べるとテレワークも大幅に減少していますが、首都圏では緊急事態宣言の再発令が決定的になり、関西でもテレワークを推奨する企業は増えると考えられます。

自宅で専用のデスクやチェアーをお持ちの方はよいのですが多くの方はリビングの机や簡易のデスクでテレワークに臨むのではないでしょうか。

パソコンの位置が合わず猫背で作業したり、座り心地が悪く足を組んでしまったりと普段会社ならば絶対しないような姿勢で仕事に取り組んでしまうことが多いようです。

そうすると首や腰にかかる負担はいつも以上になってしまい、今まで感じなかったコリや痛みを感じてしまいます。

それらを継続して癖になってしまうと頚椎症や椎間板ヘルニアなど神経症状を伴うものに発展しかねません。

また、上記と重複する部分もありますが、通勤という行動も運動の一つになっているためより一層生活を見直す必要があると考えられます。

3.マスクの常時着用による弊害

マスクを着けていないと不安に駆られる生活が今や日常になっています。

しかし、息苦しくしんどいという声も多々聞きます。

呼吸が制限されてしまうのはもちろんで、呼吸とは本来、きれいな酸素を取り込み、不必要な二酸化炭素を排出するという重要な役割を担っています。

呼吸が知らず知らずに口呼吸になり存分にできなくなることは身体に必要な酸素を取り込めないということになり、不調の原因となります。

当院でも自律神経の不調を訴える方には呼吸を意識的に深くする習慣をつけてもらうように指導を行っているのでこのマスクの着用による呼吸の弊害は自律神経の乱れにつながるものと懸念しています。

家の中や車の中、外でも周囲に人がいないときはマスクを外して大きく息を吸って吐いて、しっかり身体の内と外の‘循環‘を行ってもらうようにすることが予防にもつながります。

また、マスクをすることで歯周病の原因になることも懸念されています。

口呼吸で笑顔が減り、唾液の分泌が少なくなることで歯周病につながるそうです。

やはり呼吸は非常に重要であるので意識して行いたいですね。

少しでも違和感を感じたら

新型コロナウイルスによって大きく変わった日常が及ぼす影響についていくつか書かせてもらいましたが、やはりどんなことも早期のケアが必要です。

身体の痛みや不調を感じたら我慢せずに当院にご連絡ください。

一日も早く日常が戻るようにしたいですね。

 

 

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